究極のギターの基礎を手に入れよう。ドレミ練習のススメ
はじめに
ドレミ。言い換えてメジャースケールを徹底的に練習することのメリットは大きく、この記事では幾つかのアプローチでメジャースケールを徹底的に練習するためのヒントを共有します。
7ポジション × 2 アプローチ から始める
まずは、常に基準となる音から始めるフォームを徹底的に覚えます。基準となる音というのは、Cメジャーキーだったら C の音。つまり「ド」の音から始めます。
例えば、6弦には 12フレットまでの間に 8 フレットにドの音が1つだけあります。このドの音を基準とし、以下のパターンで弾き分けることができます。
- 6弦の8フレットを「人差し指」から弾き始める
- 6弦の8フレットを「中指」から弾き始める
- 6弦の8フレットを「小指」から弾き始める
同様に、5弦のドの音からも始めたいのですが、5弦は 3 フレットが「ド」の音なので、後述するフォームの関係上「小指から始める」パターンが弾けないので、一旦基準の音を「レ」にしちゃいましょう。レの音は 5弦 5フレットにあります。その上で
- 5弦の7フレットを「人差し指」から弾き始める
- 5弦の7フレットを「中指」から弾き始める
- 5弦の7フレットを「小指」から弾き始める
といった具合に、このアプローチを以下の二つのアプローチで弾き分けます。
- 各弦 3 音で弾く
- 2弦だけ 2 音で弾き、それ以外を 3 音で弾く
これだけで12フォームあります。例外的に「4弦人差し指から始まるフォーム」を加えて+2フォームで合計14フォーム存在することになります。
テキストだけの説明だと想像しにくいので、早速始めましょう。
6弦人差し指スタート・各弦3音
このスケール練習で必ず守るルールがあります。それは「始まりの音に必ず戻る」ということです。そしてこれはできればでいいですが、メトロノームを使って練習するといいでしょう。1番高い音から弾き始めるのもいい練習になります。
では、6弦人差し指スタートのフォームからです。

R とか M2、M3 とか書いてありますが、わからない人は無視しても大丈夫です。この文字の理解には「音程」の知識が必要になります。今は、始まりの音が「R」だということだけを覚えておきましょう。
また、これらの音を弾くにあたって、かなり指をストレッチすることもあるかもしれません。なかなか指が届かないな、と感じたら、左手の親指の位置をネックの裏の真ん中辺に移動させてみると開きやすくなるかもしれませんのでいろいろ試してみてください。
6弦中指スタート・各弦3音

6弦小指スタート・各弦3音

5弦人差し指スタート・各弦3音

5弦中指スタート・各弦3音

5弦小指スタート・各弦3音

4弦人差し指スタート・各弦3音

6弦人差し指スタート・2弦のみ2音

6弦中指スタート・2弦のみ2音

6弦小指スタート・2弦のみ2音

5弦人差し指スタート・2弦のみ2音

5弦中指スタート・2弦のみ2音

5弦小指スタート・2弦のみ2音

4弦人差し指スタート・2弦のみ2音

各弦3音と2弦のみ2音フォームの違いとは?
各弦3音フォームは、全ての弦で3音ずつ弾くのでスピーディなアプローチに向いています。左手の動きが統一化されるという点がアドバンテージとなります。
2弦のみ2音フォームは、横移動が少ない分コードフォームに結びつけやすいといった利点があります。このフォームでの練習時にはダイアトニックコードや CAGED システムのフォームを意識できるとより効果的な練習になるでしょう。
ダイアトニックコードについては別の記事に譲りますが、各フォームの各音程も把握できると、アドリブの世界にもつながります。
まとめ
これまでにお伝えしたフォームでの練習には様々な利点があることは前述のとおりですが、まずは身体に叩き込むところから始めましょう。
次に、それぞれのフォームをそれぞれの弦、ポジションから別のフォームにつなげる練習をします。まずは6弦フォームパターンならおなじ6弦同士のフォームでつなぎ、自由に行き来できるようにできるとより幅広く音の位置が見えてくると思います。
ただのドレミかもしれませんが、どんなに複雑な理論やアドリブに発展させるときでもこのドレミの練習が大いに役立つことになります。
たとえば、6弦小指スタートフォームを人差し指から始めると音の並びだけで言えば、マイナースケールになりますし、すべてのフォームにおいて基準となる音から5番目の音を半音上げれば結果的にハーモニックマイナースケールに、基準となる音から3番目の音を半音下げればメロディックマイナースケールになります。
したがって、このドレミを徹底的にやることで結果的にあとで大きな成果をえられることになるわけです。共にがんばりましょうね!
